f∞ studio(フー・スタジオ)は「写真」の周縁の探索から「未来のみたい」を探求するコミュニティです。
京都では2度目の開催となる「現代の写真の可能性を探索するワークショップ」を、KG+ Public ProgramとしてFabCafe Kyotoで開催します。
普段写真を撮ってる人も、そうで無い人でも大歓迎。共に新しい写真の可能性を京都を舞台に開いてみませんか?
私たちは今、「写真」に囲まれて生きています。スマートフォンのカメラで簡単に写真を撮り、SNSで瞬時に共有する時代。しかし、その一方で「写真」の定義は曖昧になりつつあるのではないでしょうか?
f∞ studioは、従来の「写真」の概念にとらわれず、その周縁から未来の写真の意味や価値を探求するコミュニティです。私たちは、「写真」の可能性を信じ、未来の写真の意味・みることの意味を模索し続けています。
ワークショップでは、参加者の皆さんと一緒にフィールドワークに出かけ、「これも写真?」と感じるものを写真や写真以外の方法で採取します。それらを持ち寄り、グループでのダイアログを通して、未来の「写真とは?」を考えていきます。
ワークショップとダイアログを通じ多様な視点が交わることで、「写真」についての新たな捉え方が刺激され、そこから、これまで気づかれなかった「写真」の可能性が見えてくるはずです。そんな発見の積み重ねにより、より豊かな「写真」の未来を切り開けると考えています。
f∞ studioと一緒に、「写真」の常識を覆す冒険に出かけませんか? あなたの参加を心よりお待ちしています!
イベント概要
日程:2025年5月4日(日)
時間:
13:15~13:30 開場
13:30~16:00 ワークショップ
会場:FabCafe Kyoto
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
https://maps.app.goo.gl/4pEA8KXB2xnBDdaP7
[電車でのアクセス]
・JR京都駅から徒歩20分
・京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
・阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
・京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
[バスでのアクセス]
・京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
参加費:各部1500円(1ドリンク付)
申込方法:Peatixから事前に申し込みください
定員:最大20名
主催:f∞ studio
協力:FabCafe Kyoto
こんな人にオススメ
「写真」や「みる」ことの未来に興味がある方
実験的な写真を撮るのが好きな方
本質的な意味を掘り下げる対話に関心のある方
f∞ studioの取り組みに関心のある方
クリエイティブに興味・関心のある方
KYOTOGRAPHIEのために京都に来ている方
実施内容
チームに分かれて、京都の街を回りながら、テーマに従って世界を採集するワークを行います。
その後FabCafeに戻り、採取したものの中から気に入ったものを「これも写真?」フォーマットにまとめ、ダイアログを行います。
赤瀬川原平が「トマソン」という概念を提唱し、コミュニティムーブメントとしての路上観察が誕生したように、新たな映写運動としての写真の可能性を探求します。
タイムライン(予定)
1, イントロダクション(30分)/ 13:30-14:00
2, フィールドワーク(60分) / 14:00-15:00
3, 採取したものを基にしたダイアログ(40分) / 15:00-15:40
4, 「これも写真?」まとめ(20分) / 15:40-16:00
16:00 終了予定
*適宜休憩を挟みながら進めます。
持ち物|スマートフォンのカメラ機能を使用しますので、スマートフォンをお持ちください。
ファシリテーター紹介
神谷泰史|f∞ studio, 情報科学芸術大学院大学
Copenhagen Institute of Interaction Design(CIID)修了。製造業で新規事業開発やイノベーションマネジメントを経験する中で、アート、デザイン、ビジネスをつなぐ方法論の実践と研究を行う。その中で「写真」の新しい価値を探索する取り組みとして、f∞ studioにおいて「これも写真?」のデザインリサーチ活動を行う。現在は情報科学芸術大学院大学の博士後期課程に在籍し、イノベーションに対してメディアが及ぼす影響に関する研究を行う。
加藤翼|株式会社ロフトワーク, シニアディレクター
1990年千葉県柏市出身。「共創」をテーマにしたコミュニティマネージャーとして、他分野のコミュニティを横断する事業を多数手がける。早稲田大学で哲学を専攻後に、外資系コンサル企業に勤務。デザインスクールを経て、株式会社ロフトワークに入社, 100BANCH, SHIBUYA QWSの立ち上げに携わる。2017年株式会社qutoriを創業、コミュニティマネジメントに特化したプロフェッショナルファーム「BUFF コミュニティマネージャーの学校」、ブランドを応援するポップアップメディア&コミュニティ「POPAP」を運営する。2020年 世界経済フォーラム(通称ダボス会議)の配下にある、Global Shapersに選出。
鹿野貴司|写真家
1974年東京都生まれ。多摩美術大学卒業後、さまざまな職業を経て写真家に。広告や雑誌の撮影を手掛けるかたわら、さまざまなテーマで作品を発表している。写真集に『日本一小さな町の写真館』(平凡社)など、著書に『いい写真を撮る100の方法』(玄光社)。日本写真家協会会員、カメラグランプリ選考委員。